今頃韓流とは。

いきなり嵌まったんです。具体的には「主君の太陽」のコン・ヒョジン。

花咲かばばあ。いや、おばさんたち。

三食昼寝付きの生活を長く続けております。

起きるのは8時過ぎ。寝るのは1時ごろ。

昼寝は必ずというわけじゃなく、椅子に座ったまま

ついうとうと・・・という程度。

 

きのう、お勉強会の懇親会という名の飲み会。

会場の居酒屋に行ったら、来ていた人はすでに7人。

8人が座れるテーブル、空いていたのは先生の隣り。

あくまで空いてたからそこに座ったのです。

 

もうひとつテーブルがあって、総勢16名ちょうどだそうで。

で、もう一つの方には初級2の人たちが集まる。

こっちの席は入門コースと初級1のコースの人、それと先生だ。

先生の向こう側に座ってる人はおじさん。

話好き。妙に難しい話が好き。

私にはわかる。同類だ。先生と話したいおじさんなのだ。

 

今回のテーマは、ややこしい話や難しい話はしないこと。

カラオケに参加すること。ただし、彼が来ていないなら。

彼というのは先生と話したい兄ちゃんのこと。といっても

先生と同じぐらいの年の、家庭のある兄ちゃん。

けっこう韓国語で話しかけるのだ、何年もお勉強会に通ってるようで。

ひそかに、この兄ちゃんが一番先生と親しくなりたい奴とにらんでいた。

ライバルが多い。私にライバルになる資格はないだろうけど。

 

横に座って話をするけど、うまく話せない。緊張で思うままに話せず、

向こう側のおじさん(私より4つ上)と話すことの方がはるかに多い。

 

幹事役のおじさんが「ほぼそろったので、一通り自己紹介を」と言うと、

どうしたわけか、先生が反対し始めた。そんなのしなくていいです、と。

結局自己紹介はなくなり、「一度機会を逃すと、名前って聞きにくいん

ですよ」と、私が言うとなんかにらまれた。。。

幹事役の人も私も、先生より年長者なんやけどなあ。

 

横に座ると手を間近で見ることができた。それはそれはきれいな手で、

あんなに意識して女性の手を見たのは初めてだったな。

 

今日が誕生日というおばさんがいて、ハッピーバースデーを

韓国語で歌い始める。さすがそういうお勉強会だ。私は歌えんけど。

歌い終わった後、先生の誕生日はなんで秘密なんですかと聞いたら

つぶやくように「ここで言う必要もない・・・」

去年のこの飲み会の時も誕生日を聞いた時、8月とだけ答えて、

あとはうやむやになった。ほんとに言うのが嫌なんだろうか?

にしても、必要がないという言葉に、冷たいものを感じた。

私に対して、時々言葉を飲むような、ぶつぶつとあれは韓国語で

独り言のようなことを言ってるのか、私にとってはきつい表情に

なることがあった。顔に出る人なんだな。

正直でよろしい。ああ、ショック・・・。

 

幹事役の人が先生に「一言挨拶を」と言ってきた時、

「私が後で向こうのテーブルに行きます」と約束していて、

しばらくしたらあっちのテーブルに。すごい歓声が上がった。

先生も楽しそうに笑ってる。おっさんから解放された喜びも

さぞ大きかろう。

向こうのテーブルのおばさんが、こっちを指さしてなんだか笑ってる。

悪口言うてる~~~。けどまあ、あっちで言うことは聞こえない。

 

そのまま終わっていざ2次会のカラオケ。彼は来ていない。

彼は4月の一回目のお勉強会、入門クラスの時にもう座って授業受けてた。

最初からいたのか、私が着いたちょっと前に来たのかはわからないけど、

その後みっちり2時間、合計3時間の授業受けたのか先生見てたのか・・・

次の回、軽く挨拶しても聞こえてなかったのか、

急いで階段をかけあがって教室に入る。

別の時は私たちの授業が終わった後、にらむように先生を見て立ってたり。

 

そんな彼を見て、大丈夫かい?ちょっと前の私のような

感じになってないかなと思った。

けど、しばらく見てないなと先月気づいた。仕事が忙しいんだろうか。

あるいは、爆発しちゃった?

 

彼がいないのですっかりカラオケに参加する気分だったけど、

私を指さして笑ってたことを思い出して、指さしたおばさんに聞いた。

「悪口言うてはったでしょ?」

「悪口ちゃうよ~。あの人、いっつも先生のそばにいてるなあって。

 いつもそばにいてるでしょ?」

「ああ、そうですね。でもね、嫌われてるんです、先生に。

 嫌われてると思うとよけいそばに行きたなるんです」

「あはは、マゾ?」

「そうそう。嫌われたらそばに行きたくなるけど、

 やさしい言葉かけられたら泣くと思います」

「はっはっ」

「ほな、帰りま~す」

「行けへんの、カラオケ?」

「お断りしま~す」

 

行けるか!

カラオケどころか先生のそばにも寄れんわ、もう。

次からどんな顔して教室に入ればいいんだ。

いっつも先生のそば?そばに寄れるのは授業が終わった後

わずか1分かそこらと、こういう年2回の飲み会と忘年会、

それだけではないか。座る席がそうなってるような飲み会で

そばにいるというのも濡れ衣だし、一度だけ行った

カラオケは端と端だった・・・

 

そんなことは言っても無駄なのだ。情報の伝達は事実を伝えたり

しない。特におもろかったらええやんの街では曲げて広げて作って

伝わること必定。

 

私の友人Gが「マクドナルドで食育とか言うなど噴飯もの」と、

知り合いのおばさんAに言った。

マクドがG君の子どもが通う小学校に食育というテーマで、

イベントだかなんだか、やりにきたらしい。

おばさんAは、長年のつきあいのおばさんBにG君が言ったことを話した。

で、おばさんBが私に言ったのは

「Aさんから聞いてんけど、G君、マクドナルドでバイトしてんねんて?」

AさんからBさん、そして私に伝わるという

ごくごく短いルートでまったく違う話に変わっていた。

 

さて、今回私はどんなふうにレッテルを貼られていくんでしょうか。

私が侍なら切腹です。主夫でよかった。

順調ならたぶん、私はストーカーになってるでしょう。

何度も何度も断られたあげく、とうとうストーカーに。

その程度で済めば良しとしないといけない、それぐらい

人情にあふれた街なのだ。

下手したら「韓国に入国禁止になった危険人物」ぐらいまで行くかもな。

想像絶するから、私程度の想像力では推し量れません。

 

自分が蒔いた種がどんな花咲かせるんだか。

ふと目覚めた時間が6時ごろで、それからはうとうと、

寝てるんだか起きてるんだかで、7時過ぎに起きるという

何年振りかの行動。で、朝っぱらからこんなん書いてる。

もう昼過ぎたがな。ほぼ2500文字って、これ最長かな。