今頃韓流とは。

いきなり嵌まったんです。具体的には「主君の太陽」のコン・ヒョジン。

逆なんかない。

春からのお勉強会も残すところあと3回。

先生がなんとか終わりたかった教科書は

途中までだろうなあ。

 

2回ほど前のお勉強会、いつものように

数分前に到着。後ろで終わるのを立って待つ。

先生、どうやら日本人が使う旦那、主人という言い方に

違和感があるようです。

実際には家では女の方が強い、なんてことを

生徒さんが言ってたり。

 

韓国ではデモが多く、女に化粧をさせるのを

やめろ!というようなものがあったんだとか。

男は化粧しないのに、女だけがするのはおかしい。

先生の感想は「さすがにそういうのはどうかと」

 

ここで、”逆差別”という言葉が先生の口から。

そんな言葉は韓国にあるんだろうか。

うちに帰って”逆差別”を検索してみたら、

どうもアメリカにはあるらしい。

要するにあれです、度を越えた優遇措置とか、

あと思いつかんな、”在日特権”なんて言葉が横行

するように、

「差別されてるくせに、平等以上を欲しがるな!」

ということらしいです。

 

「優遇されるが差別もある」

「優遇もないし差別もない」

 

あなたが被差別者なら、さあどっち?

聞く意味すらない。

 

差別に逆なんてものは存在しない。

社会の中の力関係なんだから。

家の中で強くても、社会は男が力関係で明らかに

強く、差別が厳然とある以上、個人間の力関係が

どうであっても、差別が逆転するわけもなく、

一歩お外に出れば社会的な関係の中に放り込まれる。

女は女、男は男。尻に敷かれてようが、「夫の後ろに

”どっこい”つけとけ」と言われようが、男は男。

 

きのう、はじめてのおつかいやってました。

パパもママも、男の子には男を強いておりました。

「泣くな、男だろう」

「女の子を守るのがお前の役目だろう」

ナレーションもそう言っておりました。

 

なんぼキラキラネームでも、こうやって差別は継承されて

いくんです、という見本市でありました。

 

差別に理由なんか必要ではないんです。

ないから理由は全部後からついてくる。

 

すると不思議なことに、それがいつの間にか

元々あったかのような違いとして、差別の根拠に。

 

生徒は私以外に男はおらず、私は

あの教室では差別する側の頂点ですなあ。

 

逆差別。

差別容認、黙認、実践する者が使う言葉。

韓国にあるのかどうかは知らんけど、

先生には持ち帰らないように言っておかなくては。