今頃韓流とは。

いきなり嵌まったんです。具体的には「主君の太陽」のコン・ヒョジン。

いきなりはやめて

きのう、後はタイトルを考えるだけというところまで

書いた文章が「おい、クラッシュしたぞ」という

ふうな謎の警告が出て、あっさり消えてなくなった。

人生で2度と書けないような美しい文章やったのにな。

 

2度と書けないので書き直すこともできず、

だらだらと昼を過ごして、晩御飯のカレーを作って

一人で食べて(相方さんは仕事中。いつも一人で食べてる)

ボクシングを見終えて、さてこの後どう時間を

つぶそうか?

NHKの「まいにちハングル講座」が

あと1日分残ってたことを思い出したので

やり始めた。

1日分というのは、先週の5回分を翌週

「NHKゴガク」というサイトで聞くことができ、

私はいつもそこを使って「まいにち」と

「レベルアップ ハングル講座」を聞いてる。

火曜日に4日分、忘れてしまいたいことや

どうしようもない悲しさに包まれた気がして、

酒をあおるようにやったのだ。

 

5日目の分をやってる時、ふいに先生の声でナレーションが

聞こえた気がした。

途端にこみあげてきた。

さっき食べたカレーではない、涙が。

 

ありもしないことを妄想する分にはいいけど、

具体的なことを思い出すとだめなのかもしれない。

気持ちが深く入ると泣くと思ってたから

そういう方には妄想を描くことはしなかったけど、

まさかいきなり来るとは。

 

年取ると涙もろくなるというのはよく聞く話で、

私も例にもれず、ドラマや映画見て

ちょいちょい泣いておりました。

ただまあ、泣いたからどうなんだと言われたら、

どうっちゅうことはおまへん、これで泣くぞという

ボタンがあって、それを押しただけなんじゃないかな。

こぶしで机をドンと殴ってもそれほど痛くないけど、

まつげが目に入ったら結構痛い、というたとえはどう?

 

今朝の新聞に、昔々、ちょっとお世話になった人が

亡くなったという記事があった。記事というのか、

天声人語はありゃコラム?なんでもええけど。

具体的なこと思い出しても泣くこともない。

「在野の哲学者を思わせる」なんて文には

そうかあ?って感じしかないなあ。

おもろいおっさんやったけど、感情のボタンに

指はかからない。思い出が昔過ぎるのかなあ。

 

やっぱり行こうかなと思った激励会は

やっぱりやめておこう。

酒も飲めんのに泣き上戸では恥ずかしすぎる。

こぶしで殴る方ならがまんもできるだろうけど、

指が目に入ったら泣きっぱなしだ。

後でずっと言われるのも忌々しいしな。

 

最後じゃないからかまわない。

必ず会えるから大丈夫。

私の先生は、私が独り占めする。

明日、最後の授業だ。